今や、手軽に美容整形ができる時代となりました。
メソセラピーやカーボメッドなどの痩身術もそのひとつです。
余分な脂肪を取って、ボディラインを整えたい、と思っていても、脂肪吸引の手術を受けるまで思い切ったことは出来ない、という人に、脂肪溶解剤を皮膚下に注射して脂肪を溶かすというメソセラピーは人気の方法となっています。
メソセラピーは薬を注射して脂肪を溶かす痩身法らしい、ということは知られていると思いますが、脂肪を溶かす薬って何?とそこまで知っている人は少ないかもしれません。
もともと医療技術として開発されたメソセラピーは、その目的によって注入する薬剤の内容物は異なります。
美容痩身目的でのメソセラピーでは、脂肪溶解注射として、部分的に痩身したりセルライトを除去することが目的です。
脂肪溶解剤として、大豆に含まれるレシチンと呼ばれるアミノ酸の一種を使います。
レシチンには、脂肪を乳化させて溶かす働きがあるため、それを脂肪溶解剤として利用しています。
メソセラピーで用いられる脂肪溶解剤は大豆由来の自然素材ですので、安心だと言えます。
これは高脂血症の治療にも使われているそうです。
しかし、大豆アレルギーを持っている人は、残念ながらメソセラピー注射を受けることができません。
メソセラピーの開発によって、口から飲む薬や塗り薬など皮膚表面からでは吸収が難しい薬を、細い針によってからだの中に直接注入することが出来るようになりました。
これは、すばらしい技術で、私たちの健康や美容にも大きな影響を与えることとなっています。
しかし、薬を直接注入できるということは、それだけ自分のからだへの影響力も大きくなるわけです。
たとえ安全と言われている薬剤でも、その内容物を何も知らずに注射を受けるのは、ちょっと怖い気がします。
どの成分がどう安全なのかという説明をしっかり受けておけば、納得もできますね。
しかし忘れてはならないのが、メソセラピーはいくら安全な痩身法だとは言え、医療行為に違いはない、ということです。
部分的に細くしたいと望むすべての人が、必ず受けられるわけではありません。
たとえば、糖尿病や動脈硬化など、生活習慣病を持っている人や心臓病の治療中の人は禁忌です。
また、妊娠中や妊娠の可能性がある人、痩せると健康的に問題がある人も施術が受けられません。
痩身目的のメソセラピーの場合、脂肪溶解剤の中身に大豆由来の成分が含まれているため、大豆アレルギーを持っている人も受けることはできません。
また、メソセラピーの痩身効果を実感するまでには少なくとも数回の施術が必要ですし、効果は徐々にあらわれてきますので、即効的な効果を求める人や、たくさんの脂肪を一度に落としたいという人には向いていないでしょう。
メソセラピーを受けようか検討するときには、まず自分の体調などをしっかり把握しておくことが大切です。
そしてカウンセリングにじっくり時間をかけて施術の詳細までを確認できるような、信頼できるクリニックで受けるようにしてください。
施術後のアフターケアがしっかりしていることも、施術を決める上で重要なポイントです。